オタクノ作る時間

主にノベルゲームについて取り上げてきた元学生のブログ

厳選 おすすめの名作ホラーゲーム 7選!

 この記事では筆者のオススメのホラーゲームを紹介させてもらう。初めに書いておくが、今から紹介するソフトは大半が10年以上前のものである。最新のゲームにしか興味がない人は読んでも意味がないと思うので悪しからず。

それでは、くどい前置きも必要ないと思うので早速始めていくぞ!

 

1.『biohazard』

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1本目から、もはや紹介するまでもない超メジャータイトルを紹介する。『biohazard』はサバイバルホラーの原点である初代バイオハザードのリメイク作品。このシリーズは大ヒットシリーズとして、たくさんの作品が発売されているけれど、筆者はいわゆるホラーゲームとしてのバイオハザードの中では、このリメイク版が最も完成度が高いと思う。オリジナル版を手がけた三上真司が自らリメイクした作品であり、彼が目指した“そこを歩く、という恐怖”は完璧な形でこのゲームに宿っている。難易度も初心者からゲーマーまで幅広く対応しているし、このゲームにはオリジナル版から引き継がれたサバイバルホラーの真髄がある。今ではリマスター版がps3やps4でもプレイ可能なため、古いゲーム機は必要ない。ぜひとも手に取ってみてほしい。

 

2.『クロックタワー2』

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個人的に非常に思い入れのあるゲーム。正直そこまで怖いわけではないが、ホラー映画のお約束がふんだんに盛り込まれていて楽しい。“少女が巨大なハサミを持った怪物に追われる”という、プロットを聞くだけで大体内容が予想できる斬新さのない内容だが、“敵から逃げるしかない・主人公を直接操作するのではなく画面内のオブジェクトをカーソルでクリックすることで間接的に指示を出す”という操作方法により、主人公が思った通りに動いてくれないもどかしさが“非力な美少女主人公”にフィットして、演出として上手くいっている。今ではゲームアーカイブスでも配信されているため、非常に安価でプレイ可能である。ぜひプレイしてみてほしい。

 

3.『かまいたちの夜

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名作ホラーサウンドノベル。雪山のペンションに猟奇殺人犯が…という内容。この作品はサウンド・音を非常に効果的な演出として用いているところに感心する。優れた推理ものでありながらホラーでもあり、ただ視覚的に驚かせるだけのなんちゃってホラーではなく、じわじわと追い詰められる怖さが見事だ。一回のプレイ時間が約1時間という適度な長さがプレイしやすく、プレイヤーが事件を推理・解決しなければ殺人は止まらないという緊張感はゲームならではのものである。こちらもゲームアーカイブスで配信されている。観ているだけじゃ解決されない、ゲームという媒体を用いたサスペンス空間を体感してほしい。

 

4.『DEAD SPACE

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日本では未発売のサバイバルホラーゲーム。『バイオハザード4』で確立された肩越し視点のTPSであり、映画『エイリアン』や『遊星からの物体X』などの影響が見られる。宇宙における圧倒的な静けさや孤独感。そしてそこに襲来する嫌悪感を感じるほどグロテスクなクリーチャーは恐怖以外の何物でもない。日本では発売できないほどの残虐描写による緊張感は尋常ではなく、初期のバイオハザードの志を継いだ名作である。少し英語が読める程度の筆者でもクリアできたため、言語の心配はない。通販などで手に入れてほしい。

 

5.『The Last of Us

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荒廃したアメリカを舞台にしたゾンビゲーム。もはや語りつくされ、称賛されつくした大傑作だから、説明は要らないだろう。筆者は骨太なゲームを求めて最高難易度、グラウンドモードにてプレイしたが、これがまあ難しくて…やりがいがあって最高でした(笑)。しかし難易度選択が多数用意されているため、初心者でも問題ないはずだ。現状において最高のサバイバルホラーゲームだと思う。

 

6.『DEMENTO

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PS2の名作ホラーゲーム。美少女を操作し、白いワンコと共に城から脱出するゴシックホラーである。もともとは『クロックタワー4』として製作されたものの、新たな客層に売り込むためにオリジナルタイトルとなったゲームでもある。システム自体は『クロックタワー3』から引き継がれているものの、それはさらに洗練され、完成されたものになっている。そして特筆すべきはロード時間の短さ! 何とほぼ皆無である。終盤に進むにつれ怖くなくなっていくのが残念ではあるが、総じて間違いなく楽しめるハズだ。本気で狂気を感じるゲームだよ。

 

7.『SIREN

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人生で一番怖い思いをさせられたゲーム。とにかく鬼畜な難易度で、いつまでたってもプレイヤーを解放してくれない。まさに“どうあがいても、絶望”である。小野不由美の『屍鬼』をベースに、スティーブン・キングの『呪われた町』やクトゥルフ的な上位神の要素、Jホラーの長所を取り込んだ演出に、これでもかと作りこまれた世界観。また群像劇であり、複数のキャラクターを操作していく中で、怪異に飲み込まれていく村のおぞましさを様々な視点から直視させられる。筆者の人生に一本!のお気に入りのホラーゲームであり、SIREN製作チームをいまだに応援している。PS2アーカイブスで配信されているため、PS3でもプレイ可能だ。とにかく怖いゲームをプレイしたい人はぜひ!

 

まとめ。

といわけでおすすめの7本を紹介させていただきました。VRが普及するとホラーゲームが復興しそうなので、楽しみにしております。なにかオススメのソフトがある人は教えてください(笑)。

 

とういうわけで読んでくれてありがとう!あでぃおすぐらっしあ~。

科学ADVシリーズ第2段『シュタインズ・ゲート』を紹介。

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シュタインズ・ゲート』はゲームという媒体を超えてメディアミックス化され、多くの人に愛されたテキストアドベンチャーゲーム(ノベルゲーム)の傑作である。今回は筆者が久しぶりにプレイし直したこともあり、当ブログでもようやく取り上げようと思う。そしてもしあなたが今、このゲームについて全くネタバレしていない状態でこのページにたどり着いたのであれば、それはもうシュタインズ・ゲートの選択以外の何物でもないと思われるため、そういう人はぜひとも実際にプレイしてみてほしい。というか、プレイしたくなる記事を目指すつもりだ(笑)。なお、言うまでもなくネタバレ抜きにするつもりなのでご心配なく(^^ゞ

また、周辺作品についてもちょこっと紹介する

 

 それでは…

シュタインズ・ゲート』は『カオスヘッド』に続く科学アドベンチャーシリーズの第2段。2010年の秋葉原を舞台に、中二病の大学生が奇妙な偶然によって生まれたタイムマシンを巡る陰謀に立ち向かう様子が描かれる。

このゲームはそれまでの時空を題材にした作品たちのほぼすべての要素がきれいに詰まっており、その完成度は尋常ではない。ぶっちゃけて言うと同ジャンルにおける偉大な先人たちの知恵をまとめただけのような気がしないでもないが、それでもここまで過不足なくまとめ切ったことは特筆に値するし、それだけで素晴らしいと言える。それにそれらの作品では曖昧にしか描かれなかった法則に明確なルールを定め、そのうえ作中で描かれるタイムトラベルにも非常に説得力があるのは本作ならではのものである。プレイしていて「このゲームの製作陣は明らかに俺より勉強してるのが明らかだからツッコめないな~」と思わされるほど科学考証がしっかりしているのが純粋にすごい(まあ、実際に専門家が見ると穴だらけなのかもしれないが)。

またネットスラングの多用や現代の(もう10年近く前だが)秋葉原の街並みが往年のタイムリープものと融合した気だるい世界観は本作独自のものであり、夏のじりじりとした暑さを感じる演出も良い。序盤に描かれる仲間たちのと日常から、徐々に巨大な陰謀に巻き込まれていくまでの見せ方が上手いし、プレイヤーと主人公の視点が終始一貫しているところから来る感情移入の濃さも見事の一言である。伏線の張り巡らされたシナリオはそれだけで素晴らしいわけだが、ゲームという媒体ならではの、主人公と共に“実際にプレイヤーが決断する”ことによって物語が転換していくインタラクティブな体験も他では味わえない快感だろう。「アニメで良いじゃん」って言う人もいるけど、少なくとも筆者は、“主人公の一人称であることによる没入感”・“自分の手で物語を進めるところ”の二点から、ゲームをプレイすべきであると考えている。というか製作陣がそこにかなり力を入れてくれているのは明白なんだから、ありがたくいただこうよ。

そして音楽やビジュアルのクオリティも高く、声優陣の演技も称賛に値するレベル。特に主人公を演じた宮野真守さんに至っては、彼無くして『シュタインズ・ゲート』は傑作足りえなかったと言い切れるほどである。異常に個性の強い主人公に愛着が持てるのは宮野さんの演技の賜物であり、もし筆者が宮野さんにお目にかかったら、とりあえず「岡部倫太郎、最高でした!」と感謝したいと思っている。

 

ここでまとめとして、総じて素晴らしい作品であると書いておく。ノベルゲーム入門にもベストだと思うし、IOS版も発売されているので手に取りやすい。個人的には不満点もあるのだが、それは筆者の好き嫌いに依拠するので、今回はそこに触れないでおこうと思う(笑)。強いて言うなら、自力で最良のエンディングを迎えるのが異常に難しいのは難点かも知れない。まあ、それも演出なのだが…。

 

最後に、関連作品について紹介する。その人気ゆえにスピンオフやファンディスク、ドラマCDなど様々な関連作品が世に出ているが、もともと一本で完結してる作品であるため、あの興奮をもう一度…と思ってそれらに手を出しても、本編ほど楽しめる作品はほぼない。筆者もそれらのすべてを網羅したわけではないが、もしあなたが本編が非常に気に入って、それでも少しだけでもあの興奮を…と思っているのであれば、次の二本をお勧めする。公式アナウンスで“正統続編”であるシュタインズ・ゲート ゼロ』とドラマCD『無限遠点のアークライト』だ。

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シュタインズ・ゲート ゼロ』は公式に“正統続編”であるとアナウンスされている(ファンディスクの域を出ないと思ったが)ためファンならばもちろん楽しめるはずだし、筆者も非常に楽しんだ。そして『無限遠点のアークライト』は最高のスピンオフの一本、必聴である。この二つさえプレイ(視聴)すれば他の作品群には触れなくて良いと思う。あと意外に思えるかもしれないが、舞台版も素晴らしい出来だったりする。

 

というわけで、『シュタインズ・ゲート』の紹介でした。プレイするのだぞ...エル・プサイ・コングルゥ…!

 

 

 

科学ADV第1段↓ 

lemuridae.hatenablog.jp

科学ADV第3段↓

lemuridae.hatenablog.jp

科学ADV第4段↓

lemuridae.hatenablog.jp

 

科学ADVシリーズ第1段『カオスヘッド』を紹介【ネタバレなし】。

 ※紹介するゲームは一部、18歳以上対象のものを含みます。

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プレイステーションヴィータ用ソフト『CHAOS;HEAD DUAL』をクリアしたので感想を書く。実はこのゲーム、様々なハードに移植さえているうえに、筆者自身もPSP版とXBOX360版で既に体験済みであった。なので今回はゲームの感想に加えて、筆者が知りうる限りのハード別の比較なんかも書こうと思う。なお、ネタバレを抜きにするためにストーリーの深いところにまでは言及しない。だからこのページは、まだこのゲームに触れたことがない人向けになると思う。このページを見て『カオスヘッド』に興味を持ってもらえたらうれしい!

 

カオスヘッドデュアル』は妄想科学アドベンチャーCHAOS;HEAD NOAH』とそのファンディスク CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』の2本を収録したPSVITA用ソフトである。それでは、以下に『CHAOS;HEAD NOAH』と『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』の感想を書こう。

 

CHAOS;HEAD NOAH』

 

CHAOS;HEAD NOAH』は渋谷を舞台に、キモオタの高校生 西條拓巳が「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる連続猟奇殺人事件に巻き込まれていく姿を描いたサイコサスペンスである。ゲシュタルト崩壊夢遊病・乖離性二重人格・集団ストーカーといった精神的に追い詰められる要素を多く含み、それらが執拗かつ詳細に描かれるテキストは、読む者の心に重くのしかかる。このテキストだけでも十二分に追い詰められる内容なのだが、もちろん視覚からくる直接的な残酷表現(グラフィック)にも力が入っていて、生理的な嫌悪感も満載。主人公が世間から隔絶された引きこもりであり、なおかつ「妄想」をテーマにしていることから来る“誰にも助けてもらえない”という閉塞感や絶望感、どこまでが妄想でどこからが現実なのかわからなくなる恐怖演出を楽しもう。

このゲーム、非常に独特な魅力を持ったゲームであるため、唯一無二の作品と言える。だからギャルゲーだと思って気軽にプレイすると大変な目に合うということは、ここにちゃんと書いておきたい。同ジャンルであり続編の『カオスチャイルド』とも似て非なるものであり、こちらのほうが主人公が孤独かつ閉塞感がある。特に、BGMをあまり使用せず、“人々の囁きや・環境音・PCの駆動音” といったノイズを強調する音響演出が、孤独感を尋常じゃなく盛り上げてくるのが凄い。たまには劇薬に触れてみたい人や追い詰められる恐怖に浸りたい人はぜひともオススメである

…と書いたが、追い詰められる恐怖に浸りたい人なんて、まあいませんわな(笑)。もう大体わかっていると思うが、このゲームはプレイしていて非常にしんどい。本当にひたすら精神的に追い込まれる話だから、非常に人を選ぶ内容になっている。筆者自身も今でこそ好きなゲームの一つになっているけど、初見の時は「誰得だよ…」と思った。よっぽどのマゾじゃないと喜べないだろ…と。しかし安心してほしい。本作は終盤に進むにつれてヒロイックな展開になっていくので、読後感が意外に爽やかだ。わりとイライラさせられるシーンも少なくないので難しいかもしれないが、最後までたどり着ければそれなりに満足できると思う。

…とはいえやっぱり、自分が好きでも他人に勧めるべき内容ではない。しかしこのゲームは傑作『シュタインズ・ゲート』などと世界観を共有する科学アドベンチャーシリーズの第一作であるため、シリーズ全体を通して楽しみたいのであれば、決して避けて通ることは出来ない。それに続編にあたる『カオスチャイルド』が本当にガチでマジの傑作なので、本作はプレイしておいたほうが良いと思う。つまりカオスチャイルド』を楽しむためにプレイするのがオススメです

 

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』

CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』は『カオスヘッド』のファンディスクである。“典型的なギャルゲ”の要素を(ギャグとして)過剰なまでに詰め込んだゲームになっており、凄惨な本編とのギャップがプレイヤーを笑わせてくれる。サイコサスペンス的な方向で壊れたヒロイン達と、まさかのラブコメを楽しむことができるので、重苦しい本編を終えた後にプレイすると最高に笑えるし、救われる(笑)。また、ユーザーインターフェイスや音楽、ポップな演出などにも力が入っており、ファンディスクとしての完成度も非常に高い。さらには “ファンディスク”と銘打ちつつも、実質的にはカオスヘッド 完結編』とも言えるほどしっかりしたストーリーが展開される。だから本編、あるいはシリーズのファンであるならば、必プレイの一本だ。筆者はこのたび初めてCHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』をプレイしたのだが、何度も爆笑したし、非常に楽しかった。本編を愛せるようになって、キャラにも愛着を持てるようになってからプレイするべきだろう。ただ15時間ほどで終わってしまうのと、個別ルートのボリュームが少ないのは残念である。

筆者は萌えアニメなどを気持ち悪がってるタイプの人間だったのに、いつの間にかこういうゲームをニヤニヤしながらプレイする人間になっていたなあ…( ̄▽ ̄)

 

最後に『CHAOS;HEAD NOAH』のハード別の違いを筆者が知っている限り書く。

 ↓ 左からPSVITAXBOX360PSP

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まず最大の違いは、XBOX360版とPSVITA版が18歳未満お断りなのに対して、PSP版とPS3版は誰でもプレイ可能である。なのでもちろん18禁バージョンと全年齢バージョンには表現の違いがある。具体的に言うと18禁バージョンにある残酷・ゴア表現が全年齢版ではカットされているのだ。だから内容的には18禁バージョンが無修正かつノーカットにあたるので、筆者としては18禁バージョンをお勧めする。全年齢版では過激表現のカットによって話が分かりづらいうえに、そういう表現が苦手な人がプレイできるほどマイルドになってもいない。つまり中途半端な規制なので、わざわざ残酷なこのゲームを遊んでみたいと思った人であれば、迷わず18禁バージョンをプレイするべきである。あ、もちろん18歳に達してない人はダメだよ?(笑)

そして当たり前の話だが、据え置き機であるXBOX360版は大画面でプレイすることができるうえに、解像度が最も高い。ハイビジョンかつドルビーデジタルにも対応しているから、最もリッチなゲーム体験ができると思う。しかしこのXBOX360版にはシステム面に致命的な欠点がある。二周目以降の既読スキップの速度が異様に遅いのだ。これによって周回プレイが非常に面倒になっているので、筆者はあまりお勧めしない。どうしてもテレビでプレイしたい人には反対しないが…。

次はPSP版だが、こちらはゴア表現が規制されているものの、XBOX360版の後に発売されたこともあり、システム面が快適化されている。スキップ速度が快適なレベルにまで向上したし、その他の部分にも細かな快適化が施された。しかし筆者は初見がこのPSP版だったため、それでも操作性が悪いと思った。というのもPSPはハードの性能上、UMDの読み込みの長さと騒音がなかなかに煩わしい(これらの点はDL版とかなら問題ないと思う)。

PS3版は申し訳ないがプレイしていない。しかし聞いた話では、規制済みのバージョンが大画面でプレイできるそうだ。同じく据え置き機であるXBOX360版と違ってスキップ速度も快適であり、非常にカッコいいオープニング映像が追加されてもいる。表現規制の問題はあるが、大画面でプレイしたいのであれば選択肢としてありだと思う。解像度や音響も申し分ないはずだ。

最後にPSVITA版。こちらはXBOX360版をベースに、PS3版のオープニングやスキップの快適化、ショートカットなどを追加してある。PSVITAのソフト自体がディスク媒体ではなくカードリッジなので、スキップ速度はおそらく最速。二周目以降のスキップ待ち時間が非常に短くなって快適だった(初見とそうでないという差はあるものの、PSP版はクリアまで40時間、PSVITA版は23時間だった)。筆者的にはPSVITA版をお勧めするのだが、PSVITA版は、立ち絵が切り替わる際に処理が遅れるという大問題も発生している。実は筆者もこれが原因でなかなかPSVITA版に手を出せなかった。Amazonレビューなんかでも問題視されていたからだ。しかし擁護しておくと(他のゲームを酷評してるのに致命的なバグを擁護するのもどうかと思うが)個人的にはそんなに気にならなかった。というのも、立ち絵とテキスト表示が遅れても、音声は問題なく流れるので、一時停止で待たされるわけではないからだ。とはいえまあ、良くないことには変わりないが(ちなみにCHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』のほうは何の問題もないので心配なし)。

要するに、PSVITA版がオススメです!

 

というわけで『カオスヘッド』の紹介でした。読んでくれてありがとう。

 

 

 科学ADV第2段↓

lemuridae.hatenablog.jp

科学ADV第3段↓

lemuridae.hatenablog.jp

科学ADV第4段↓

lemuridae.hatenablog.jp