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オタクノ作る時間

バイトと学校を除くとほぼ引きこもってる学生のブログ。主に映画の感想とノベルゲーの紹介。週一更新から不定期に移行。

科学ADVシリーズ第3段『ロボティクス・ノーツ』を紹介。

テキストアドベンチャーゲーム ゲーム 感想・紹介

私事ですが、このたびプレイステーションVITAを購入しました。ノベルゲーを愛好している筆者にとっては不可欠といえるハードで、PSPでやりたいソフトもやりつくしたということで遂に購入! んでもって携帯機も進化したな~と今さらながらその性能に感動したわけであります。

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そんな筆者にとってこのハードでの初ソフトは『ROBOTICS;NOTES ELITE』(ろぼてぃくすのーつえりーと)となりました。 クリアしたので早速、このソフトを紹介するぞ!

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ロボティクス・ノーツ(以下ロボノ)は科学アドベンチャーシリーズの第3段。筆者はこのたびロボノをクリアしたことで、このシリーズを一通りプレイしたこととなった(ファンディスクを除いてだが)。やったぜ。

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ロボノはもともとPS3XBOX360のゲームだったんだけど、筆者がプレイしたのは後年に移植されたVITA版。これは移植の際に大幅な改良を加えられたものらしく、据え置き版の上位互換となっているらしい。筆者は以前のバージョンをプレイしていないから比較はできないけどね。

で、このロボノだが、実は科学ADVシリーズが好きでありながらもしばらく敬遠していた。その理由は、評判があまり良くなかったからだ。ネットとかじゃいつも叩かれてるし…。それと、PS4を購入してからはPS3さんを休ませてあったために、わざわざ引っ張り出してくるのも面倒だったというのも理由の一つである。

しかしながらやはり筆者の好きな科学ADVということで、ずっと気になっていた。だからVITAの初ソフトはこれに決めたのだ。まずは実際にプレイしてみた感想を言う。みんなが駄作駄作って言いすぎてハードル下がってたからか知らんが面白い。やっぱりネット情報は信用できないというか、人の好みなんて人それぞれだわな。自分でプレイしてみなくちゃ良さはわからないよね。箱の中身は観測するまで確定しないのだ!そういうわけで内容を紹介してくぞ。ネタバレ抜きにするので未プレイの人も心配なく

 

ロボノは王道の部活青春ものだ。2019年という近未来(といっても数年後だが)設定でありながら、ド田舎である種子島を舞台にしているのが特徴である。ロボットをはじめとする未来的なガジェットが日常化していながらも自然に囲まれており、基本的には今と変わらないところにリアリティを感じる。“現代の延長線としての未来”という気がちゃんとするといえばのいいかな。主人公が通学に使う原付バイクなんかがその最たる例だ。実際10年前と今って大して変わってないしね。

カオスヘッド』や『シュタインズ・ゲート』と比べるとキャラデザもキャラクターも尖ったものは全然ない。髪色とかも自然で、アニメらしいキャラといえば金髪が一人いるだけ。もともと少なかった恋愛要素も無いと言って良いレベル。つまり従来のシリーズにあったものを求めてはいけない。これを地味ととる人には評価は下がってしまうのだろう。だが種子島というのんびりした?舞台に合っているので個人的には良い選択だったと思う。田舎感を楽しめる人向けのゲームと言えるかもしれない。コスモナウトとかの雰囲気が好きならハマるはず。

 

お話を端的に言うと“みんなで力を合わせてロボットを作ろう”と高校生たちが奮闘するもの。将来の悩みとか自分の夢と親との兼ね合いとか、困難を経た成長を描いている。どんでん返しや予想外の展開で魅せるこのシリーズらしからぬ直球の作風だから酷評も多いのかもしれない。実際予想外の展開なんてなかった(笑)。しかしこれはこれで王道の良さというか味があると思う。自分の思いに向き合うキャラクター達はみんな良い子で応援してあげたくなるし。

そして過去作との繋がりが多いのもシリーズファンには楽しい。ちょっと多すぎな気もしなくはないのだが、やはり好きなキャラクターのその後の動向なんかがわかると嬉しいよね。

 

また今作が同シリーズ内でも一線を画している特徴はキャラクターや背景が3Dポリゴンで描かれていることだ。立ち絵ではなく3Dになったことでぬるぬる動くようになった。立ち絵が好きだからこの変更には懸念していたんだけど、実際にプレイしてみると意外にも気にならなかった。3Dモデルのクオリティが高いのでキャラが生き生きとしていたからだ(なおVITA版では大幅に改良された模様)。まあシリーズ第4段では立ち絵に戻ってたけども(笑)。

 3Dポリゴンと関係することだが、ゲームとしてvitaとの相性が良かったことも書いておきたい。というのは、劇中に登場するポケコンというタブレットみたいなスマートデバイスがあるんだけど、これとVITAの相性が良い。ポケコンの操作にVITAのタッチパネルやジャイロセンサーを使えるので快適に操作できる。例えば、VITA本体を動かして3Dで作られた画面内を探索したり、“ツイぽ”なる劇中のtwitterをタッチパネルでスマホ感覚で操作できるのだ。これのためなら3Dポリゴンにした意味もあったんじゃないかな(でも据え置き版でこの仕様にした意味はわからん)。ちゃんとvitaに最適化してある良い移植だね。

 

最後に残念だったところを書く。シナリオ分岐が複雑で攻略サイトに頼るはめになる。それから散々言われていることだけど、主人公が駄目だ。愛着が湧きにくいというか、嫌なやつなんだな~こいつが(笑)。熱血の幼馴染を冷めた目で見る主人公が、部活動を通じて次第に燃えていく。そういう展開にしたかったのだろう。その狙いはわかるんだけど、やっぱりその無気力さ・自己中心さにはイライラさせられてしまったな(ただ、最後まで主義や行動が一貫していながらも最初と最後ではその意味が大きく変わっているという演出は良かった)。根から嫌な奴というわけではないんだけどね。そして物語の風呂敷を広げすぎなのと最後が少し消化不良な気がした。ちゃんと完結するんだけど、その後をもう少し見せてほしかったな。

 

総評として、面白かった。前評判の悪さをぶっ飛ばしてくれました。科学ADVシリーズが好きだけどロボノだけやってないって人はVITA版をプレイした方が良いと思われ。やはり二足歩行ロボットにはロマンがある! 物に命を宿らせちゃう日本人にしか作れない最高のものだね。クリアまで32時間。おそらくネットの酷評はシュタゲクラスのクオリティを期待したからだろう。たしかにシュタゲやカオスチャイルドみたいな練りこまれた完成度はないけど決して駄作ではないぞ。僕はもう、情報に踊らされない…。

 というわけで、のっちよー。

 

 

 

ROBOTICS;NOTES ELITE (通常版)

ROBOTICS;NOTES ELITE (通常版)

 
ROBOTICS;NOTES (通常版)

ROBOTICS;NOTES (通常版)

 
ROBOTICS;NOTES (通常版)

ROBOTICS;NOTES (通常版)

 

 

科学ADV第1段↓

lemuridae.hatenablog.jp

科学ADV第2段↓

lemuridae.hatenablog.jp

科学ADV第4段↓

lemuridae.hatenablog.jp